効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■廣島・長崎への原爆投下後77年

今朝のテレビでも報道されていたが、広島市平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が開かれ、被爆者や遺族らが参列した。式典の参列者は約2800人。海外からは99カ国と欧州連合EU)の代表者が参加したとのこと。国連のグテレス事務総長は2010年の潘基文氏以来、事務総長として2度目の出席となった。ロシアとベラルーシは招待されなかったとのこと。

グテレス事務総長の式辞が終わったところで、かかりつけの医者へ4回目のコロナワクチンを打って貰うために外出したために、その後の様子を見ることはできなかったが、日本だけしか知らない被害を与えた核兵器の廃絶を願う式典になったようだ。逆に米国は、核爆弾がどのような被害をもたらすかは、投下前までにかなりの程度分かっていたはずだが、その投下について謝罪をすることはなかった。国と国との戦いだから、勝利した国が謝罪をするはずもないが、謝罪に代えて核廃絶に向けた意思表示をいつかしてほしいと思っている。核兵器廃絶に岸田首相が言及しなかったのも、いま日本が米国の核の傘の下にあるからだとは言え、廃絶という趣旨の言葉を述べてほしかった。

長崎市には8月9日に原爆が投下されている。長崎市の田上富久市長は5日、ニューヨークの国連本部で開かれている核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説している。田上氏は「長崎を最後の戦争被爆地に」と呼びかけ、各国に核兵器廃絶に向けた行動を取るよう訴えた。ウクライナ核兵器が使われないことを願うばかりだ。

日本を最後の被爆国に、という表現もあってしかるべきだ。米国による核爆弾の実験で、放射能を帯びた灰を浴びた日本の漁船乗組員もいる。日本だけが被害の悲惨さを具体的に訴えて、核兵器をなくする運動の先頭に立つべきだが、現実はその核兵器によって国の安全保障を得ている現実を、何とか打開する施策を打てないものだろうか。

これとは全く別の話だが、今日の参列者には海外からの人も多かったのだろうが、テレビの映像に出ている人でマスクをしている人が少なかったのが印象に残っている。

 

 

 

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