効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■電車の車庫見学

今日の日経新聞夕刊に「新型コロナウイルスの影響で一時中止していた航空関連の見学ツアーが相次ぎ再開されている。参加人数や回数を減らして感染対策をとりつつ、日ごろできないレアな体験を提供する企画が目立つ。旅行需要の回復が遅れるなか、空のファンを呼び戻す契機にしようと知恵を絞る。」という記事が出ていた。これを読んで、自分が小学生時代に、近鉄電車の車庫を見学に行ったことを思いだした。

今はなくなっているが、一番近いところにあった近鉄の小阪駅の傍に電車の車庫があった。友達数人と、ここを見に行こうということになり、子どものことだから先方に連絡することもなく出かけていった。車庫の職員が対応してくれたが、見学するのは良いけれども、学校の先生に頼んでから来るように、と言われてしまった。なるほどそう言うものかと皆納得して見学を諦めて帰ろうとしたら、その方が、ちょっとだけ見せてあげるといって、車庫の中を覗くくらいの機会を設けてくれた。折角来たのにそのまま追い返すのは可哀想だと思ったのだろう、中に入れて短時間だが見せてくれた。雰囲気を感じる程度の時間でしかなかったが、全員が魅了されてしまった。

翌日担任の先生にお願いしたら、車庫の担当者に電話を入れてくれ、先生の引率で再度車庫へ見学に行けるようになった。その当日、安全帽をかぶっていたかどうかは思い出せないが、車庫の中は実に魅力的だった。近々と車輪を眺め,電車の床下にいろいろなものが取り付けてあるのにも感心した。それまでは、空いた電車の時には一番前の運転席の入口の窓に顔をくっつけて、電車が動いたり止まったりするときの運転手の操作を見るのを楽しんでいたのだが、見学の後になると、運転手の操作が何を意味するかが具体的に分かるようになり、楽しさが倍増した。後に京都の機関車の車庫で、蒸気機関車の向きを180度変える転車場を見学したことも、強く印象に残っている。

小中学生にこのような見学の機会を持たせるのは、その子どもの人生を変えるほどの影響を与えることもあるだろう。できるだけ多くの企業が、このような見学機会を準備してほしいと思う。

 

 

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