これまでのガス給湯器は、単純にガスと水を熱交換させ、温度制御をして温水を供給するものだった。だが、このほど給湯器メーカーのリンナイが、極めて微粒(1㎛未満)の泡(ウルトラ・ファインバブル:UFB)を発生させるシステムを内蔵した給湯器を開発し、この10月から販売を始める。給湯暖房機、ふろ給湯器、給湯単能機、それぞれにこのシステムが内蔵されている。
UFBは、細かい隙間にある汚れを落とす作用があり、洗面所や浴室、キッチンなどで気になる汚れが付きにくくなる。入浴時にシャワーなどに使えば、肌へ潤いを与える効果もあるらしい。お湯の水圧を変化させて水中の空気を気泡化させ、さらにその気泡をせん断して細かくするようだ。泡の色は無色。微細運動をしながら数週間から数か月水中に残る性質があり、配管内の洗浄効果も期待される。
UFBは、半導体の製造工程などの産業用を中心に、洗濯、調理、植物や魚類の養殖などに活用できる。これまでは、UFBを生み出す専用機が利用されていたが、新製品を使えば既存の設備のままで同様の効果が期待できる。新製品の大きさは既存のものとほぼ同じだから、給湯器の取り替えにも対応出来る。価格は従来の給湯器より高めだが、案外人気を集めるかも知れない。30年使った自宅の給湯器もこの間故障して取り替えを依頼中たが、その取り替えには間に合わないのが残念。
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