サポカーとは、前を走る車にぶつかるのを防ぐためにブレーキを自動的に作動させたり、ブレーキを踏もうとしたのに間違えてアクセルを強く踏んだときに動くのを止めたりする機能）がある車のことのようだ。このサポカーだけしか運転できない運転免許制度が5月13日から始まったらしい。自分の車の車検が必要になったときに、年齢を考えると車検をして車の運転を4年間続けるリスクを考えて、車検をしないで車を手放すという決断をした。高齢者の領域に入ったのだから、不注意で事故を起こす可能性もあると思ったからだ。運転免許証は来年の1月まではあるから、レンタカーを運転することは可能だが、そういう暴挙に出ないように、免許証を返納するつもりだが、警察署まで出かけるのが億劫でまだ手元にある。
では、サポカー限定の免許証に切り替えるか、とも思ったが、サポカーが市販され始めてから日も浅いし、値段も高いから諦めることにした。同じように考える高齢者も多いのだろうが、サポカー限定免許証を取ろうとする人の数は少ないようだ。本気で運転したいと思う人は、通常の免許を継続するだろうし、サポカーを入手しなければならないことも障壁となる。
しかし、車の便利さは、手放してから改めて感じている。バス停まで10分歩けば何とかなるのだが、バスの路線から離れたところにある場所へ行くにはタクシーしかないことが多い。雨が降ったりすると、10分歩くのも面倒になる。また、2つほど先のバス停近くにあるお店に行くのにタクシーを使うのは、タクシーの運転手にも気の毒な気がする。結局は外出を諦めることも多く、歩く距離が日毎に少なくなっている。悪循環になっているようで、運動不足から来る体調不良になっているようだ。
早朝に散歩することもあるが、最近は天候が悪い日が多く、傘を差して散歩をする気にはならない。朝寝坊もするから、暑さも口実になり、散歩に出かける回数が減っている。何とかこの状態を克服しなければ、体調はますます悪くなるだろう。明日から気を入れ直そう。
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