効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■海面水位の上昇など

欧州で、気温が40度Cになった都市があったり、干魃が続いたり、気候変動の影響が地球全体に及ぶようになっている。また、温暖化のために南極の氷が溶けて、世界の海水面の上昇も顕著になっている。(北極の氷は、海水面を漂っているので、それが溶けても海水面の上昇は起きない。) 干魃は河川の水位を下げ、雨量の増加は河川の水位を上げる。

このような現象が海運事業に与える負の影響は大きくなる。

世界の港湾施設は、潮の干満を考慮に入れた上で、荷役をやりやすい構造になっているが、その水位の上昇が想定以上になったために、荷役をし難くなっている港が増えているようだ。また、河の出口に作られた港も多いが、降雨量の急変によって河川からの流水量の急変のために港湾施設が対応しきれなくなるケースも増えているとも言われている。このような変化が一時的なものではなく、変化がさらに大きくなるとすると、海運事業は荷役の困難度が上がり、時には長期に亘って積載貨物の受け入れ、陸揚げが出来なくなる事態が頻発する可能性が言われている。

これに対応するためには、港湾施設そのものを海水面の上昇に対応して改装、改築しなくてはならなくなる。極端に言えば、全ての港がこの問題に対応せざるを得なくなる。当然海上輸送コストが上がることになるし、一斉に改装することは不可能だから、海上運輸事業の効率は大きく下がることにもなる。そうなれば、世界経済は大きなダメージを受け、その回復に必要なコストと時間を予測することすら難しい。

この問題をどのように克服するか、世界が対応を迫られている。

 

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