効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■暑さが続く

今日は昨日よりも暑かったかも知れない。外気温を示す温度計は35度を超えていた。東京電力管内では需給逼迫注意報が継続している。東京も梅雨が明けたようだから、この暑さは続くだろう。天気の状況次第という側面もあるが、梅雨が明けたと言うことは、晴天の日が多くなるということだから、需給逼迫は当面続くだろう。どこの発電事業者も、発電設備の定期点検が義務づけられている。数年に一度という頻度だが、一斉に点検することはあり得ない。順番に点検するが、その時には当然発電は止まる。だから、本来電力需要の端境期に停止させるのが普通で、その時期には梅雨も入っているはず。その梅雨が異常に早く終わったために、冷房需要が急上昇したことが、今回の需給逼迫の要因の一つだろう。

定期点検中の発電設備があるとすれば、それをすぐに立ち上げて発電させることはできない。手順を踏んで行くから発電までには少なくとも数日は必要となる。この設備は需給逼迫に対応はできない。また、異常な高温の日が続くために、政府も東京電力も冷房を下げろ、止めろ、とは言えない。だから、適切に冷房を使って熱中症にならないようにしながら節電して欲しいという、苦肉の表現で節電を需要家に依頼している。電力消費者の節電はかなりのレベルであったように報じられているが、需要家の心意気が反映されたと言えるかも知れない。

停止中の原発を再開させろという意見も強いが、原発を立ち上げるのには、火力発電所よりも時間が数倍はかかるから、今度のような緊急対応には間に合わない。また、原発所在地の住民への説明も必要だから、原発の再稼働では、現時点での需給逼迫には対応出来ない。

大口電力需要家の中には、電力事業者の要請があれば操業度を落とすという契約をしているしているところもある。それに応じて電気料金が安くなっている。それと同じ意味で、節電協力に応じてポイントを与える制度を作るらしいが、何を規準にしてポイントが出されるかが分からない。

いずれにしろ、これから数週間は電力需給の逼迫が続くだろう。

 

 

 

 

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