ロッキーマウンテン研究所のレポートが来た。タイトルが「Know your Oil and Gas」(自分が使う石油とガスについて知ろう)だが、具体的には、石油とガスについて考える時に,最終消費されるものについてだけになることが多いというもの。確かに新聞報道などにも、化石燃料の消費量を気候変動とからめて論じるときに、最終消費量で計算していることが多いとしている。
だが、化石燃料は、採掘、輸送、精製、製品輸送などのルートがあり、そこでもエネルギーを大量に消費するし、地球温暖化ガスを大量に放出していることが多い。例えば採掘の時には、その動力に電力や化石燃料を消費するし、採掘時に炭酸ガスやメタンが漏洩する量も多い。輸送時にも、輸送機関がエネルギーを消費するし、輸送する化石燃料も漏洩することがある。その量がどれほどになるか、報じられているのを見ることは滅多にない。あったとしても、具体的な量の数字ではなく、単に、その現象だけであることが多い。
これから調べないと分からないが、IEAなどの国際組織でこのようなプロセスに関連するエネルギー消費量を具体的に示して、それに関わる温暖化への影響度を説明しているのだろうか。調べて見よう。
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