効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■トラックの電動化

米国でトラックの電動化を推進する動きが見られる。米国の場合、運輸事業から出る地球温暖化ガス(必ずしも炭酸ガスだけではない)の25%が、道路を走る10%のトラックから排出されることから、トラックの電動化が重要視されているのだ。しかもこの排出量は過去30年で見て2倍に増えており、通信販売に伴うトラック輸送がこれを加速させる方向に向かっている。

だが、米国における自動車の電動化技術が急速に進んだ事により、中量、重量級のトラックにも実用化されるようになっているようだ。現時点で実走行の電動トラックの数が多いわけではないが、米国とカナダだけで見ると、大型電動トラックのモデル数が数十種類にまで増えていて、目的に応じた選択をし易くなっている。全米で見れば、既に14万台の電動トラックが走っているという。これには、電動トラックを採用するのを推進する施策の存在もある。カリフォルニア州では、トラック製造事業者に、一定比率以上のトラックを電動車にするのを義務づけていて、これに15の州が合同協約を結んで追随しようとしている。

これと同じ重要さがあるのが、ディーゼル機関車の電動化ではないだろうか。米国の鉄道は、非常な長距離を走るために、路線の電化はほとんどなされていない。非電化路線に充電設備を普及させて、蓄電池機関車に切り替えていくことができれば、米国の輸送部門からの地球温暖化ガスの排出量を大幅に抑制することができるだろう。蓄電池技術の進展を見れば、これは無理な話ではないだろう。

 

 

 

 

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