The Guardian誌が報じているが、ドイツのジーメンス社が、2両編成の蓄電池駆動列車Mireo Plus Bを7セット納入する契約を結んだ。販売先は民営鉄道事業のMidtjyske Jernbaner社。これはドイツ以外の国への販売第一号となる。
この列車は蓄電池で走るとはいえ、25kVの架線からの電気で充電するハイブリッド方式となっている。走行区間に架線がない区間に入ると、蓄電池からの電力で駆動させる。ブレーキからの回生電力も利用している。その最高速度は架線を使っている時は時速140kmで、蓄電池だけの走行では最高速度は時速80kmとなっているようだ。2024年末迄に納入されることになっている。
この車両の利用によってディーゼルカーを代替させることができ、蓄電池だけで走行する場合にはゼロエミッションで走行することになる。架線からの電力を利用すれば、それは発電所から送られるので、そこで炭酸ガスが排出されるためゼロエミッションにはならない。
ドイツ国内では既に蓄電池列車が採用されている。Landesanstalt Schienenfahrzeuge Baden-Wurttemberg (SFBW)社が2020年に20セット、Niederbarnimer Eisenbahn (NEB)が2021年に31編成の発注をしている。
蓄電池は多分リチウムイオン電池だと思うが、日本でもこのような方式の列車採用の検討はなされているのだろうか。
家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り
のご紹介。
https://www.creema.jp/listing?q=plus+me+accessory&active=pc_listing-form