太陽光発電(PV)が建物の屋根や側面に設置される件数が増加すると、また、電気自動車(EV)が普及して、蓄電池の役割も果たすようになると、建物内の電気回路を直流化することにより、エネルギー効率をかなり上げることができるはずだ。というのは、PVも蓄電池も直流を作り出すために、いま建物内でその電力を使おうとしたら、必ず直交変換をしなければならず、そこには必ず電力変換損失が発生する。直流の電圧を上下させるのにも変換装置が必要だが、その直直変換効率は高いため損失は少ない。
建物内の電気機器も、内部ではほとんど直流で動いているし、白熱電球も多くが直流で作動するLEDに切り替わりつつある。EVが普及すると、その蓄電には交直変換をしなければならないし、EVを蓄電池代わりにするようになるだろうから、直交変換をすることになり、二重に変換損失が発生する。
建物内で利用する電気機器も、必要な電圧は2種類ほどに区分すれば十分稼働させることができるはずだ。現在エネルギー危機が言われ、エネルギー不足は当面解消されそうにないのだから、それへの対応としても建物内の直流化をする具体的な計画を策定し、電気設備メーカーに、その直流電圧対応を義務づければ、国全体として見ると、エネルギー効率は大きく上がるだろう。
この普及に合わせて配電も順次直流化すれば、ここでも電圧変換効率は大きく上がるはずだ。社会全体の直流化を長期計画で推進すべきではないだろうか。
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