効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■新型原子炉で水素量産

三菱重工業が「高温ガス炉」と呼ばれる次世代原子炉を使った水素の量産に乗り出すようだ。2022年から実証プラントの設計に着手する。原子炉で発電しながら、同時に原子炉から出る熱を活用して水蒸気などから水素を製造する。30年代前半の実用化を目指す。鉄鋼メーカーにパイプラインを通じて水素を供給し、二酸化炭素(CO2)を排出しない「グリーン製鉄」に利用してもらう構想を持つ。三菱重工と国の日本原子力研究開発機構JAEA)が、まずJAEAの大洗研究所(茨城県大洗町)の敷地内に水素製造の実証プラントを新設する。事業規模は約300億円とみられる。22年にプラントの基本設計に入る。

水素製造には原子炉の一種「高温ガス炉」を利用する。水を沸騰させて原子炉が発する熱を取り出す「軽水炉」と呼ばれる現行の原発とは構造が異なり、ヘリウムガスで熱を安定的に取り出す。高温ガス炉から出る熱の温度は最高でセ氏950度。この高温のヘリウムガスを熱源とする原子炉近くのプラントで、熱から生まれる水蒸気とメタンを触媒によって反応させて水素を生成する。30年代前半の稼働を見込む商用プラントでは、年約18万トンの水素製造能力を確保する。高温ガス炉を中核とする新型原発の発電能力は30万キロワットと現行の大型原発に比べ3分の1程度を見込む。(報道記事の丸写し)

高温ガス炉がここまで実用出来る段階に来ているとは知らなかった。また、生産される水素の量が驚くほど大きい。主として製鉄プロセスの脱炭素に使うと言うことだが、その一部を貯蔵しておいて、燃料電池なり水素タービンで発電出来れば、この出力を変動させるのは短時間で出来るから、変動性の再生可能エネルギーによる系統擾乱を抑制することも出来るだろう。本格的な水素社会が意外に早く出現しそうだ。

 

ウクライナでの戦乱は終わりそうにない。ロシアのプーチンウクライナ併合を実現しようとする限り、ウクライナは反撃を続けるだろう。

 

北海道の知床で観光船が沈没した。乗船していた26人の内現時点で10人が見つかった。意識不明とはいえ生存しているように報じられたが、全員死亡のようだ。悲惨。

 

 

 

 

 

 

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