効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■高圧送電線の地下埋設設置

気候変動の結果だと言われているが、アメリカ西部の森林地帯で山火事の発生が続いている。強風が樹木を揺すり、高圧線に接触して発火するのだ。それによって、その地域にある住宅地区が大きな被害を受け、それへの対応に電力会社(PG&Eなど)は大童だ。

同じような現象は今後も起こると想定され、それへの対応としてPG&Eは、森林地帯に設置された高圧線を撤去し、地下埋設設置をするという計画を実施し始めている。報道によれば、カリフォルニア州Santa Rosaで4マイル(6.4km)の高圧線を地下埋設するのを完成させたようだ。この系統は11,000の需要家に電力を供給しているが、停電の心配がかなり減少すると考えられている。

PG&Eは今後も同様のプロジェクトを森林火災の起きる可能性が高い地域に実施する計画だが、その延長距離は何万キロにもなる可能性がある。PG&Eの送電線の延長距離は25,000 マイル(40,234 km)だが、その内の30%がカリフォルニアで森林火災が発生する可能性の高い地域を走っている。

同社の発表では、次に着手するのは2017,2018年と猛火の被害に会ったParadise市へ電力を供給する高圧線の地下埋設だが、その延長距離は22マイル (35 km)となり、地下埋設工事に並行して、高圧ガス導管17マイル (27 km).の埋設も行われている。

今後も災害の可能性がある地域で同じような埋設工事が継続されるようだが、これによって森林火災は防ぐことは出来るとしても、高圧線が道路を走ることになることによって、その道路を利用する人や車に悪影響は出ないのだろうか。高圧線を走る電流は直流ではなく交流だろうから、その電界の変化が絶えず起きるのは避けられず、人体などに電磁波による悪影響が出ないかということだ。電線の上には舗装もされているから、電磁波の影響は避けられということだろうか。その辺りについては報じられていない。

 

 

 

 

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