効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■次世代原発建設と既設原発7基の再稼働

岸田文雄首相は24日、次世代型の原子力発電所について開発・建設を検討するよう指示した。原発の新増設を想定しない東日本大震災以降の方針を転換し、年末までに具体策をまとめる。再稼働する原発は2023年夏以降に最大17基へ増やし、中長期的な電力確保をめざすと報じられた。東京電力管内で厳しくなっている電力需給の逼迫に対応するためだが、これまで具体的には論じられなかった次世代原発の建設についても言及している。

既設の原発については、東日本大震災以降に再稼働したことのある原発10基に加えて、安全審査中の7基も稼働させようというものだ。原発推進に向けて大きく足を踏み出したと言えるだろう。ただ、安全審査の終わっていない原発については、この冬までに稼働が可能になるかどうかはかなり不確かのようだ。

次世代型原発がどのようなものかを報道記事を参照すると、革新軽水炉、小型モジュール炉、高温ガス炉、高速炉、核融合炉、の5種類。最後の核融合炉は太陽で起きている反応で、水素原子が核融合する時のエネルギーを利用するもので、核分裂と異なり核のゴミが出ないが、技術開発はまだ途上にある。他の4つは全て使用済み核燃料などの核のゴミが出ることから、その処理を考えると実機の開発設置には賛同できない。日本列島内では核のゴミを処理して貯蔵することが難しいからだ。

今回エネルギー政策として原発を推進することを決めようとするのには賛同できない。安全性には完璧なものはないと考えるからだ。既築のものを延命するのも大きな危険をはらんでいる可能性がある。それに代えて、日本列島に豊富な地熱の開発利用に力を入れるべきだと思うが、温泉地以外の所にある地熱開発を推進することを望みたい。殆ど未開発なのだから、日本独自の掘削技術を開発してほしいと願っている。

 

 

 

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