効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■米国の再生可能エネルギーの現況

米国のエネルギー情報局(EIA)が最近出した月報によると、2021年の米国の再生可能エネルギーの利用が急速に増えて、全体のエネルギーの8分の1(12.61%)を占めるに至ったということだ。再生可能エネルギーには、バイオ燃料バイオマス、地熱、水力、太陽、風などをひっくるめている。その内12,49%が発電、運輸、加熱などに使われているとのことだ。2021年の再エネ消費量は2020年より5.39%増えている。

ただ水力は8.79%急減しており、他の再エネがそれを補っている。太陽光が23.84%アップ、風力が2.38%アップ、バイオ燃料が7.52%アップ、地熱が1.48%アップ、バイオマスが1.00%アップ。

現時点で最大の再エネは風力で、全再エネの27.05%を占め、それに続くのがバイオマスの21.41%、バイオ燃料が19.15%、水力が18.54%、太陽光が12.19%、地熱が1.67%となっている。

原子力発電の占める比率は、2021年には2020年、2019年に対して1.48% と3.82%の下落をしている。その結果2021年の再エネ総量は原発の50%上回る数字になっている。また、昨年の石炭からのエネルギーを6.54%上回る結果となっている。ただ、化石燃料からのエネルギーの消費は2.03%増加し、全体の79.08%を占めており、炭酸ガス排出量は6.12%増加している。

米国の再エネは急速に伸びているとはいえ、さらに拍車をかけないと、地球温暖化を防止するのは難しい、というのがこの報告の結論となっている。

 

 

 

 

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