効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■マイクロプラスチック

昨日NHKの番組で、マイクロプラスチックがどのように生態系に影響を与えるかを報じていた。個別の被害は別にして、時間の経過と共にマイクロプラスチックは南極付近まで海流に乗って移動し、それが生態に何らかの形で影響を与えるということだ。魚だけでなく、それを食べる鳥類にも影響を与える可能性がある。何も起こさずに通過する物もあるようだが、便利さの追求が生態に影響を与えているとは確かだ。

これとの関連での情報だが、東レは1月14日、原料ポリマーをすべて植物由来にした新ナイロン繊維「エコディアRN510」を開発し、事業化を開始したと発表した。テキスタイルの販売は2023年秋冬シーズン、ファイバーの販売は2024年秋冬シーズンを予定している。同素材は、植物由来のセバシン酸(植物:ヒマ)とペンタメチレンジアミン(植物:トウモロコシ)を重合・紡糸してつくる100%植物由来のナイロン繊維で、融点が高く、また、優れた寸法安定性を有しているなど、実用的な100%植物由来ナイロンとして、ほかの100%植物由来ナイロンにはない特徴がある。また従来のナイロン6と同等の強度と耐熱性を持ち合わせているため、現行の石油由来ナイロンを使用した商品と同様のスペックでありながらサステナブル商品の企画が可能だ。

このナイロン繊維は植物性であるため、マイクロプロスチックにはならず、完全に分子にまで分解される。これまでプラスチックは、便利で使いやすい素材として受け入れられてきたが、根本から素材としての適性を見直す必要があるだろう。

 

 

 

 

 

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り

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