効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■気候変動対応は新事業を生む?

気候変動対応、あるいは地球温暖化対応は、厄介な事業だと思われている。国際社会に大きなマイナスをもたらすものだとされているが、本当にそうだろうかという論評を見てなるほどと思った。

最近の報道に、エチレンやプロピレンはプラスチックや合成繊維、ゴムなど身の回りの様々な化学製品になるが、IHIはこうした化学の基礎原料を二酸化炭素(CO2)から直接合成する技術を開発、とある。新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)の委託で、実用化に向けた実証に取り組む。ごみ焼却場や工場、火力発電所などの排ガスの資源化を目指している。温暖化対応が新技術開発のきっかけとなり、世界に富を齎すものとなる可能性があることを示唆していると思う。

CO2は安定しており、化学反応を起こしやすくする触媒の開発がカギを握る。IHIは鉄を微粒子にして表面積を増やすなどの工夫をし、同300度で反応が進むようにした。一回の反応でエチレンやプロピレンができるとのこと。温暖化対応に企業が真剣に取り組んだ結果生まれた成果で、この有用性が確認できれば、新事業が生まれ、新しい雇用を生むことにも繋がる。地球温暖化を抑え込むだけの事業がこれから開発されるかどうかはまだ不確かだが、技術開発の可能性は高い。

これが禍転じて福となれば良いのだが。新事業が開発され気候変動も抑え込めれば、温暖化が人間社会を豊かにする可能性もある。その過程で途上国などには厳しい現実が生まれるかも知れないが、新事業が盛んになれば、途上国にも豊かさをもたらすかも知れない。

 

 

 

 

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