寒さは厳しかったが快晴の日。何か良いことがと思ってニュースを調べていたら、やっと送電系統がほぼ孤立している北海道に、風力発電ブームに便乗した形で、北本連系線の増強が決まったとのこと。2021年度補正予算に「海底直流送電網の整備加速」に向けた調査費50億円が盛り込まれたためだ。国内にまだない「洋上風力銀座」化に向け、北海道が最大のハードルを克服する可能性が出てきた。
大量に発電しても、人口の少ない北海道で使い切るのは難しい。北海道と本州を結ぶ送電線「北本連系線」や「新北本連系線」は28年までに120万キロワットまで増えるが、まだ足りない。そこで浮上しているのが、新たに太平洋や日本海の海底に送電線を敷き、太い送電網のある福島や新潟などに接続して首都圏に送る構想だ。
新しく高圧直流の海底電線だけでは問題の解決にはならない。主題の洋上風力発電は出力が天候によって変動し、その予測、制御が難しいからだ。しかし、東北は東京につながりその容量も大きいから、大型蓄電池や水素製造も含めた出力制御が行われて安定した発送電が出来るようになるだろう。やっと具体化したかの感が強い。
電力会社などで組織する電力広域的運営推進機関は21年7月、北海道と東京を結ぶ400万キロワットの送電網の新設に8000億~1兆2000億円かかるとの試算を公表している。北海道―東京のバイパス規模は800万キロワット。新たな送電網の完成は30年代とみられ、実際に洋上風車が沿岸に建ち並ぶのも30~40年代だと報じられている。
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