効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■地球温暖化ガスの排出減少

環境省は10日、2020年度の温暖化ガス排出量が19年度比5.1%減の11億4900万トンだったと発表した。7年連続の減少で下げ幅はリーマン危機後の09年度以来の大きさとなっている。新型コロナウイルス禍で経済活動が停滞した影響があるのは当然だが、排出削減策の成果は限定的とみられる。30年度に13年度比で46%減らす政府目標の達成には対策強化が必要だ。

排出量は統計を取り始めた90年度以降で過去最低を更新した。減少幅はリーマン・ショックで経済が停滞した08年と09年に次いで過去3番目の大きさだったようだが、この減少を一つの機会と捉えて、どこの減少幅が大きかったのかなどと事業分野などとの相関をよく分析する必要があるだろう。エネルギー消費やセメントの製造などで発生する二酸化炭素(CO2)の排出量は5.8%減った。世界全体が7%ほど減少したのに比べると、日本の下げ幅は小さいとのことだが、各国の産業構造が異なるから差異が出るのは当然だが、他国の減少がどの産業分野に大きいかなど、比較対象は多いはずだから、単なる数値の公表だけでなく、個別分野での減少幅比較などをしてほしい。数字を環境政策に生かす絶好の機会を与えられたと考えるべきだと思う。

 

 

 

 

 

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