自動車を止めた自分には関係がなくなったことだが、EVに蓄電されている電気を住居で使えるようにする実証実験を関西電力、住友電工、出光興産が共同で始めるという。概念としては誰でも思いつくことだが、それほど難しいことなのだろうか。まず直流を交流(100~200V)にしなければならないし、EVの蓄電池の充電量がどれほどかも把握していなければならない。
送電能力が不足したときに系統制御側から放電の指示を出すことができるようにするもののようだが、そのサービスをする需要家にはかなりのメリットを提供しなければならないだろう。将来的に数万台規模で需給調整を担えるかどうかを検証するのだが、翌日のEVの使用予定を専用アプリに入力し、使用に支障がない範囲で住居に電力を自動供給する。関電が遠隔制御技術を、出光興産が料金メニューを、住友電工がアプリ開発などを担うとのことだ。
EV保有者だけが自分の車の電気を使えるようにするのにそれほどの難しさはない。多分、余剰電力として系統に逆流させるシステムを開発するのだろう。概念としては以前からあったものだが、実用化するためのシステム開発には考慮すべき要素が多いのだろうと思う。
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