効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■電気運搬船

報道によると、国内造船最大手の今治造船は3日、洋上風力発電所でつくった電気を輸送する「電気運搬船」の開発を目指すスタートアップ、パワーエックス(東京・港)と資本業務提携を結んだと発表した。約10億円を出資し、建造に共同で取り組む。2025年までに初号船を完成させ、実際の海域での電力輸送を試験的に始める。

電気運搬船を考え出したには、次のような理由がある。洋上風力で発電した電気は、海底ケーブルで送電するのが一般的だが、敷設には1キロメートル当たり約1億~2億円かかるとされる。ケーブルの代わりに蓄電池搭載の船を利用することで、コストを抑えられると見込む。

22年1月から船舶設計を行い、22年中に建造を始める。初号船には容量数万キロワット時の蓄電池を搭載する予定で、建造には数十億円かかる見通し。政府は洋上風力発電について、40年までに導入量を3000万~4500万キロワットに拡大する計画で、新規参入する事業者が相次いでいる。パワーエックスは、風車の土台を海面に浮かべる「浮体式」発電所向け運搬船の受注を狙っており、大手電力や総合商社との連携も模索している。

蓄電池の性能も急速に向上しているから、運搬船は収益性の高い事業となるだろう。これがうまく運用され始めたら、海外からも受注できるかも知れない。途上国には海底電線の敷設コストに頭を痛めているところも多いはずだから。

 

 

 

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