■エネルギー消費効率向上の必要性

最近毎日のように報じられているのが、日本企業が海外の風力や太陽光発電に参画するということだ。その投資によってノンカーボンプロジェクトの認証を日本に持ってきて、自社のカーボン排出量を少なく見せるためだ。多くの日本企業が参画しているために、ダウブルカウントされても分からなくなるに違いない。

再生可能エネルギーへの取り組みも重要ではあるが、それよりも大切なのは自社事業のプロセスを徹底的に見直すことだと思う。その目的は、事業全体のエネルギー消費効率を上げることにあり、単なるエネルギー消費プラントの置き換えだけで終わるのは、投資効率を考えても勿体ない話だ。

全体のプロセスをエネルギー消費削減の観点から見直しを根底から行う必要がある。このブログのタイトルを効エネルギー日記にしたのも、無理矢理行う省エネルギーではなく、全体のプロセスのエネルギー効率を無理なく上げる方策を見つけて実行することが重要だと思ったからだ。

環境改善に向けたプロジェクトとよく言われるが、企業イメージの向上の方に力が入っているように思える。実質的にエネルギー消費効率がどれだけ向上したかを数字で示すような方策を考えなくてはならないだろう。

家族の一人がやっている猫、鳥、犬などをモデルにした手作り

のご紹介。