効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■テスラ向け蓄電池とパナソニック

テスラが電気自動車を開発したときに、動力の重要部分を担う蓄電池に、パナソニックが携帯用パソコン、今で言うPC向けに開発した筒状の蓄電池だった。しかし、EVの性能の向上に必要だけの蓄電池をその後パナソニックが開発できるのかどうか、心許なく思っていた。特にテスラが狙っていた市場が中国だったからだ。

蓄電池にはリチウムを始め稀少金属を使う必要があるが、それを国産で入手することは難しかったはずだ。とすれば、そのような金属を産出する中国が、EV用蓄電池の開発を進め、それにテスラが対応するのではないかと思っていた。

しかし、今日パナソニックが行った発表はそれが杞憂だったと分かり、安堵の気分になっている。パナソニックは10月、複数部門にまたがって運営していた電池事業を統合して社内カンパニーのエナジー社を立ち上げた。エナジー社の社長に就いた只信一生氏は電気自動車(EV)などの環境車と情報通信インフラの領域に注力する方針を語り、新型電池については「商品開発の技術的なメドはほぼ立った」と述べた。

新型電池はテスラの要望で開発しており、同社と商売することが前提だ。(テスラが構想を発表した)20年の電池説明会の前からテスラと議論してきた。コストや車体全体のバランスなど円筒形の可能性を検討した結果、最適なサイズとして4680に落ち着いたとのこと。パナソニックはこの技術をEV向け以外の分野にも応用する方向に向かっている。テスラを乗り越えたと言えるかも知れない。

 

 

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