効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■森林の高齢化

ほぼ自分が予想していた内容の報道があった。

全国の人工林の過半が50歳を超え、高齢化が目立ってきたというものだ。国内の林業は安価な輸入木材に押されて産業競争力が低下し、伐採や再造林が進まない負の連鎖に陥っている。手入れされていない放置林は台風などの災害に弱く、二酸化炭素(CO2)の吸収源としても認められない。森林の荒廃に歯止めをかけなければ、地域の安全確保や脱炭素の壁となる恐れがある。

人工林の多くは第2次世界大戦後、国土復興のために植えられた。近年は整備が行き届かず、一部は荒廃するに任せたままになっている。国土復興と言うよりも、就労の機会を増やす為もあったのだと思う。

政府は4月、30年度に温暖化ガスを13年度比で46%削減する目標を表明した。森林によるCO2吸収量は目標の5%分にあたる年約3800万トンと想定する。今のペースで森林が老いていくと吸収源の役割を果たせなくなり、脱炭素の足かせになりかねない。

材木の需要を賄うのは海外からの輸入。その海外で植林が行われているかといえば、平地の森林が多いことから、農地に変わることが多いとされる。炭酸ガスの吸収力は世界的に低下傾向にある。吸収力の一つである海も、気温の上昇で吸収力が落ちている。今後大気の炭酸ガス含有量を減らすには、人工的に吸収するしかないのではないか。そのシステムも再エネで駆動するものでなければ意味がない。

世界的な植林協力に向けた組織が必要となるだろう。

 

 

 

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