効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■高温の温泉源で発電

摂氏100度前後の温度で地下から噴出する泉源を利用している温泉地域で、バイナリー発電をするところが増えてきているようだ。このような高温泉源を持つ温泉地が何カ所あるかは知らないが、高温の泉源を利用して発電する電力は、再生可能エネルギーからのいわゆるグリーン電力となる。最近事業の中に脱炭素に向けた業務を組み込むことが評価されるようになっているから、グリーン温泉などというイメージを作れば温泉客も興味を示し、その発電所を見学するコースを作れば参加者もあるに違いない。

伊達市は7月2日、北部の大滝地区(旧大滝村)の市有の温泉井戸に小型の地熱発電機を取り付けた。井戸からは約110度の温泉が毎分最大400リットル湧出している。発電機の出力は最大9キロワット。1年間かけて発電効率やコストなどを検証すると報じられている。

このような事例は他にもあるが、その成果が報じられることはこれまであまりなかった。脱炭素が評価されるようにって入るのだから、小規模であっても既に発電をしている温泉地は、それを温泉評価の項目に入れて、温泉客を誘致することも考えられる。コスト評価だけでなく、地球温暖化阻止に少しでも貢献していることを温泉価値として宣伝することに集客効果は確実にある時代になっている。

温泉地で地下発電をする計画は、ボーリングで地下熱を掘り当てなければならないが、既に高温の源泉を持つところは、既にグリーンエネルギー源を持っているのだから、それを新しい温泉価値として利用し、新しい泉源を見つけるためのボーリングも、既存の泉源に影響を与えるとして反対する消極的考えから、積極的に実施する時代に入ったと言えるだろう。

温泉熱を利用した発電でマイクログリッドを構築することを考えても良い時期だ。太陽光発電との組み合わせも考えられる。

 

 

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