効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

水上メガソーラー

「京セラ 東京センチュリーリースと共同で、千葉県市原市の山倉ダムに水上設置型の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。出力は1万3400キロワットで、水上設置型としては世界最大になる。ダムの水面に浮かべた太陽光パネルを約5万枚敷き詰める。」この報道記事を読んで、昨日書いたような環境への影響はないのだろうかと考えた。ダムの大きさにもよるが、この発電規模であれば、その下は大きな日陰になるから、生態に影響しないとは言い切れないかもしれない。風力発電の場合、環境アセスメントが義務づけられているが、メガソーラーの場合、あまり詳細な環境アセスは行われないだろう。ダムだから水は常に流れているからまだしも、溜池に設置したケースの場合には、水を覆う面積によっては池の生態に影響を与えるはずだ。水面の面積比などの規準のようなものがあるのだろうか。規模の小さなものはあちこちで見かけるが、池の大きさから見ると面積は微々たるものだったので、生態への影響など考えもしなかったが、本当に大きなマイナスはないのだろうか。