効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■電池交換式電気自動車

環境省は6月29日、物流・配送において、バッテリー交換式電気自動車(EV)等電動車を導入し、脱炭素物流モデル構築と配送拠点等の防災拠点化の同時実現を図ることなどを目的に、ビジネスモデルとなるマスタープランの策定と、必要な設備等の導入を支援する補助金の公募を開始したと報じられている。

補助金は、物流・配送等のセクターとエネルギーセクターのセクターカップリング型の地域貢献型脱炭素物流モデルを構築し、物流・配送等の分野におけるエネルギー起源CO2の排出抑制に資することを目的としている。

以前に蓄電池交換式を電気自動車の主流にすべきだと書いたことがあるが、大型のもの向けとしても、この方向に向かうということは嬉しいことだ。トラックやバスのような大型の電気自動車(EV)に積載される蓄電池は、大型のものになる、ということは、充電時間も長くなるということだ。これを走行時間の予想がしやすく、また、必ず同じ基地に戻ってくる車両であれば、蓄電池の形状さえ統一して、交換式にすれば、取り外したものを充電するのに時間がかかっても、取り替えにかかる時間は極めて短くなる。

蓄電池の性能は日進月歩と言える段階だが、形状さえ標準化してやれば、トラック・バスなどには最適のものとなる。物流の合理化にもなる。

乗用車はどこを走るかが分からないし、デザイン競争をしているため、蓄電池の形状を統一することは難しいし、標準化できたとしても、全国的に蓄電池を交換できる設備を普及させなければ実現は難しい。だが、一つの有力乗用車メーカーがこの方式を利用できるようにすれば、自分用の電池を近くの充電所に置いておけば、給油よりも早く、安全に電池交換ができる。それが社会に受け入れられれば、案外早く実現するかも知れない。

 

 

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