効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■セブン・イレブンのグリーン対応

セブン&アイ・ホールディングスは2030年までに、全国のセブン・イレブンの半数にあたる約1万1千店に太陽光パネルを設置すると報じられている。現在はセブン・イレブン約8700店に太陽光パネルを設置済みで、追加で約2000店に設置する。一部の設置済みの店舗は、発電効率の高い設備に更新する。その記事に付けられている写真を見ると、店の屋根一面に太陽光パネルが設置されている。1万を超える店への設置・更新だから、太陽光発電の発電する直流を直接店で利用できるようにすれば、エネルギー効率は10%以上良くなるはずだ。

具体的には、照明は全部LEDにし、主要な電力消費機器である冷凍冷蔵庫と空調機を、メーカーに協力して貰って全部直流駆動にするのだ。この2つの機器は、交流200ボルトを使っているはずだが、中の設備は殆ど直流で機能しているから、太陽光発電と蓄電池を組み合わせて全館直流配線にし、もし電力が不足するのであれば、外部の交流を直流にしてやれば済む。数店舗だけのことなら、直流仕様にするのはコスト的にも無理だが、これだけの数となれば、将来のネットゼロ社会対応としての投資として、全て直流にしてエネルギー効率を上げることは、企業イメージを上げることにもなる。

もう一つ提案したいのは、コンビニの前には駐車場があるのが多いが、車が陰になるような屋根をつけて、その上に太陽光パネルを付ければ、発電容量を大きく出来る。前にも書いたが、環境省は駐車場の屋根上にパネルを付けるのに補助金を出すようになっているから、これも企業PRになる。ご近所の了解さえ得られれば、景観の問題はあまり起きないだろう。問題があるとすれば、店舗の直流配線に関連する電力規格が整備されているかどうかかも知れない。

コンビニは他のブランドの店も多いから、コンビニ業界としての対応にすれば、経産省環境省も対応してくれるだろう。

 

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6月25日日経新聞掲載の写真

 

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