効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■脱炭素が事業経営の中核に

経営方針に脱炭素関連のプロジェクトを入れなければ、企業評価が下落する時代に入った。今日報じられたことだが、セブン―イレブン・ジャパンは店舗の二酸化炭素(CO2)排出量を2013年度比で最大半減するとの方針を打ち出した。自分も以前から思っていた事だが、24時間オープンの店舗が消費するエネルギーは想像よりもかなり大きくなる。空調、照明、冷蔵冷凍庫などの電力消費量は大きい。照明についてはおそらく殆どLEDに切り替えられているだろうが、店舗も含めてその他のものは開店当時のものがそのまま使われてきたはずだ。冷凍庫の蓄熱効果も利用できる。

太陽光発電の出力を従来の約3倍にするほか、複層ガラスなどを活用しエネルギー消費効率を高めた新型店を開発するとのこと。まずは22年度中に全体の約5%にあたる1200店に広げる。店舗数が多いコンビニエンスストア業界は国内電力消費の約1%を占めるというから、その影響は大きい。再生可能エネルギーの外部調達には限界があり、個店の対応力を引き上げる。報道では店舗の屋根にPVパネルを設置した写真が出ているが、店舗前の駐車場にもPVパネルを設置することもできる。セブン―イレブンは国内店舗の4割に当たる約9000店で太陽光パネルを設置しているが、1~2割のCO2削減にとどまっていた。建物の強度を見直すことでパネルの設置面積を2倍にしたうえで性能も高め、1店当たりの最大出力は従来の10キロワットから29キロワットに高める。また、NTTや北陸電力がセブン専用に設置した太陽光発電所から約400店分の電力供給を受けており、今後もこうした外部調達を拡大する方針だというが、照明のLED化はどの程度進んでいるのだろうか。近くのコンビニへ行って確かめてみよう。

 

 

 

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