効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■北陸電力と水力発電

北陸電力水力発電能力を再測定している。水車や発電機を設置した際に想定した能力を上回って発電できる例があるためだと報じられている。約130カ所の水力発電所のうち13カ所が該当し、約8100世帯分の需要に相当した。全社の供給量に占める割合はわずかだが、再生可能エネルギーの価値が高まるなか、思わぬ資源になっている。この水力発電所はダム式だろうが、全社の供給量に占める割合はわずかとはいえ、再生可能エネルギーの価値が高まるなか、思わぬ資源になっている。発電設備の能力も設備を新規に取り換えれば大きくなるものも多いと思われる。

性能確認試験では、水車に加わる水のエネルギーに対する水車から出力されるエネルギーの割合を示す「水車効率」を測っている。実際の水車効率が水車や発電機を購入した際の数値を上回ると分かった場合、発電所の最大出力を引き上げて、国に届け出る。水力発電量が増し、再生可能エネの供給拡大につながる。ここで疑問だが、国に届け出た定格出力以上の発電ができても黙ってそのまま発電させると処罰を受けるのだろうか。発電規模に応じて資産税を課されるとすれば、届出しなければ違法にはなるかも。

この性能確認試験を経た年間発電量の変更値を発表し始めた08年以降、13発電所で変更を届け出ており、上積み値の合計は2530万キロワット時になった。北陸電が供給する一般家庭の電力使用量をもとに計算すると、8100世帯分に相当する。20年3月期の二酸化炭素(CO2)排出係数から算出した削減効果は年間1万2000トンに近い。同社の石炭火力発電の割合は47%と水力発電の28%を上回って最も大きいらしいが、山の多い地域が多いところだから、新規の開発が可能な水流はまだ残っているのではないだろうか。また、川の水流を流し込むだけの発電設備の余地も多いと思う。水資源のさらなる有効活用を期待したい。

 

 

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