効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■SOFC(固体電解質形燃料電池)の開発競争

ボッシュ(ドイツ)は12月15日、固体酸化物形燃料電池SOFC)システムの本格生産に向け、Ceres Power社(イギリス)との連携強化に合意したと発表したと報じられた。2024年の稼働開始を視野に数億ユーロの投資を計画している。SOFCは京セラが日本のメーカーとして、家庭用、業務用両方に向けた商品を販売している。米国ではFuelCell Energy社が発電所クラスの物を実用化しているはず。

ボッシュは現在、商用・産業用燃料電池の開発に注力しており、SOFCシステムについて、年間約20MW(約40万人分の家庭での消費電力に相当)の生産を目指している。ただ、まだ商品化の段階にはないようだ。Ceres Powerのセルスタックは三浦工業が技術導入して4.2kW規模のものを商品化したが、まだ市場に出まわってはいない。日本には家庭用燃料電池エネファーム)は普及しているが、業務用については特に今年はほとんど設置されていない。

一方、京セラは18日、鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)に新たな研究棟を建設すると発表している。投資総額は約100億円を見込む。「セルスタック」とよばれる燃料電池の主要部品や、コンデンサー、セラミックパッケージなどの電子部品開発の主要拠点とするとのことだ。現在、国分工場に点在している材料開発の研究部門、生産技術の研究部門、解析評価技術の研究部門を集約し、連携を強化させて技術開発能力を向上する。京セラが全社で進めている工場の自動化に向けた研究もし、人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用した試作ラインを設けるとのこと。

現在市販されている燃料電池は、天然ガスやLPGを燃料としているが、水素が再エネ電力で大量に生産されるとすれば、さらに効率の高いものとなり、改質装置も不必要になるから価格も下がるはずだ。ボッシュの計画も多分これを狙っているのだと推察している。

 

 

 

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