効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ロボット

ロボットといえば頭に浮かぶのは、手塚治虫さんの漫画に登場する鉄腕アトム。人間と同じ形をしている。しかし、ロボットは必ずしも人間の形をしている必要はない。腕だけのロボットが部品作りや運搬に専念する姿も見る。最近では物を配達するロボットがあるが、これは車の変形のように見える。前者は指示通りのことを繰り返すが、後者はかなり自己判断ができる能力を持っている。ロボットがどんどん人間の作業分野に入り込んでくる。

食肉加工機械の製造販売を手掛けるなんつね(大阪府藤井寺市)が、食品加工現場の省人化に取り組んでいる。このほどスライスした肉を自動でトレーに盛り付けるロボットを開発したと報じられている。カメラで肉の位置を確認しながら正確に盛り付ける。衛生面からも利点を訴求し、食品業界の自動化を後押しする考えだ。なんつねが開発したのは、薄く切った肉を自動でトレーに盛り付けるロボット「スコーピオン」。日本キャリア工業(松山市)のスライサー「AZ-341」に取り付けて使う。スライサーのコンベヤーを流れる肉の形状と位置を、カメラで確認し、トング状のハンドが肉を上下に挟んで、トレーに盛り付ける。盛り付けた後もカメラで正確に盛れているかを確認する。鉄腕アトムとは全く違う姿だが、部分的に見れば、人間の能力を越えた作業をしていることになる。スライサーの性能やトレーの大きさにもよるが、実証実験では人が盛り付ける場合の1.5倍の作業が可能だったという。量が多い場合も一気に盛ることができるため、見た目もきれいになるらしい。

新型コロナの感染が治まらない中、このように人との接触をしないで人間より効率的に仕事をするロボットがこれから次々に開発されるに違いない。手術ロボットも拡大するだろう。自動運転の自動車は、車体自体がロボットだと考えれば、それに搭載された制御システムの改良が進むと、自動車の事故率は大きく下がるだろう。自動炊飯器や自動洗濯機もロボットだと言えないこともない。人間がロボットに使われる時代になるかもしれない。

 

 

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