トランプ大統領がパリ協定からの離脱を宣言し、その離脱が確か昨日発効した。いま選挙対応で大童のドナルド・トランプ大統領がその席を維持するかどうかに拘わらず、離脱は有効になる。もしバイデン氏が大統領になれば、この協定に復帰するとしているが、それほど簡単に再加入ができるかどうかは分からない。アメリカの上下院の選挙の結果も関係するだろう。
中国に次いで炭酸ガスの排出量の多い米国が、気候変動対応から外れるのは、世界レベルでの社会に大きな痛手となる。それに対抗するかのように、中国が2050年迄に温暖化ガス排出量をネットゼロにすると宣言している。これはかなり壁の高い目標だが、これまで達成してきた再エネの設置量の増加を見ると同時に、この国の体制が現在のままで進めば、強権的に再エネと原発を増強し、いろいろな分野でエネルギー効率アップをするのに実績を残すだろう。さらには水素の生産を飛躍的に伸ばすだろう。それは中国の世界覇権にも関係してくる
それに対しアメリカがパリ協定に復帰できるかどうかは不透明だ。バイデン氏が大統領になっても、連邦政府の合意が簡単に得られるとは思えないからだ。パリ協定に参画している諸国からも冷たい目で見られるのではと思える。
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