多分九州だと思うが、風力発電機の風車の一つが折れているのをテレビニュースで見て、矢張りと思った。メーカーはVestasだったようだが、他の風力発電所でも羽根や発電機が損傷を受けたり、2018年の台風20号で倒壊した淡路島設置の風力発電のように、羽根を支えているポールが折れたケースも出ているかも知れない。
これに加えて、ソーラーパネルが吹き飛んだり、ひび割れを起こしたケースが続出しているのではないかと思う。屋根が吹き飛ぶ映像が何度も放映されていたが、屋根設置のパネルはトタン葺きの屋根と同様に風に弱いはず。また、グリーンハウスの被害も多いようだが、平置きのソーラーパネルで農地に設置するソーラーシェアリングも、被害を受けたところは多いに違いない。
今回のような異常な風速の台風がこれから増えるとすれば、再エネ設備のコストが上がらざるを得ないように思える。太陽光の場合には、避けられないことだと諦めるのも一つの豊作かも知れないが、これから急速に増えるとされる洋上風力発電についてはどのように対応すれば良いのか、専門家の意見を聞いて見たいものだ。台風損害保険に入っているところもあるだろうが、その実態も知りたいところだ。
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