効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■バイオディーゼル燃料

自分が応援していることから、ユーグレナのことばかり書いている。マツダ広島県安芸郡府中町)は8月4日、広島地域で支える地産地消モデル実現の取り組みとして、自動車用次世代バイオディーゼル燃料(ユーグレナバイオディーゼル燃料)の原料製造・供給から利用に至るまでのバリューチェーンを構築し、同燃料の利用を開始したと発表している。マツダ×ユーグレナ、次世代バイオディーゼル燃料のバリューチェーンを構築、と報じられたものだ。同社が参画する、ひろしま自動車産学官連携推進会議(ひろ自連)「ひろしま 『Your Green Fuel』プロジェクト」によるもの。

マツダは、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル『Zoom Zoom』宣言 2030」に基づき、内燃機関や電動化技術などパワーユニットの展開を適材適所で行う「マルチソリューション」の提供や再生可能液体燃料の導入など、「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)」の発想でCO2削減に取り組んでいる。「ひろ自連」は、サステイナブルな自動車社会の実現に向け、化石燃料に代わるカーボンニュートラルバイオ燃料の普及拡大を目指すため、2018年6月にユーグレナ(東京都港区)と共同で、同プロジェクトを立上げた。マツダは、ひろ自連を通じ同プロジェクトの立ち上げに貢献するとともに、バイオディーゼル燃料が石油由来の軽油と同等性能となることを確認するなど、燃料利用に至るまでの必要な準備を進めてきた。

今回、同社はプロジェクト参画各企業・団体とともに、バイオディーゼル燃料の普及拡大と広島地域で支える地産地消モデル実現に向けた事業の仕組みとして、同燃料の原料製造(微細藻類油脂および使用済み食用油から成る再生油脂)・供給から利用に至るまでのバリューチェーンを構築し、同燃料の利用を開始したという。今後は、広島県内の事業者が排出したCO2などを活かした広島での微細藻類の培養に加え、微細藻類残渣を用いた農・畜・水産向け肥料・飼料への活用等を検討し、広島の自治体、企業、地域、同プロジェクトの賛同企業と共に、地産地消モデルの構築を目指す。

ユーグレナがまた新たな活躍地域を増やしたことになるが、連鎖反応で全国にユーグレナを利用したバイオディーゼル燃料の消費量が増えれば、同社の業績も固まってくることが期待される。自動車だけでなく、船舶用の燃料にも使えるから、マツダも流通チャネルに加える努力をしてほしい。

 

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