効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■イチゴ自動収穫ロボット

 テレビ番組で見たのだが、イチゴを収穫するロボットが実用化したようだ。それもただ摘み取るだけではなく、熟成度、糖度などを認識して、レベル以上に達している実を傷つけないようにアームを伸ばして摘み取って箱に入れていた。色による判定だけでなく、超音波センサーなどを使って糖度や含水率なども測定しており、一定基準以内の物を摘み取り、それをさらにレベルで区分して収納している。この技術は、イチゴだけではなく、野菜類にも応用できるだろうと思った。

  最近都市部の室内で、LEDを光源にしたレタスの栽培などが行われている場所が増えているが、農業に知識のある人は多くはないはずだから、採取時期の判定を精密に行ったうえで、葉っぱを傷つけないように切り取るロボットの需要はこれから大きくなると思っていた。実や葉の商品度を判別して採取するロボットが発展すれば、みかん、りんご、なし、すいか、などは勿論のこと、大根や蓮根、ゴボウのような根菜類も、人の目には見えない地下も測定して、傷つけないように採取するロボットもできるだろう。

 そのロボット一台あれば、一定の面積を担当し、採光状況や湿度なども測定してデータを送り、それを受けて温室内の環境調整をさせることは、設備投資は必要だが難しいことではないだろう。人手が足らないために耕作放棄地が増えているのを少しでも解消するために、この種のロボット開発に国の資金が投入されても、安全保障コストとして受け入れやすいだろう。楽をするためにではなく、農業を守るためにこのようなロボットがさらに開発されることを期待したい。

 

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