効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■ネット販売が自動車にまで

自宅のインターホンの玄関先にある子機が、ピンポンは鳴るけれども通話ができなくなってしまった。前から調子が悪かったのだが、今日で最悪の状態となった。昔のモデルだから家電ショップやDIYの店に行ってもおそらくもう無いだろうし、出かけること自体が億劫だ。そこで頼ったのがネット販売。型番などを打ち込むと、旧型でも在庫があるようなので早速注文したら、なんと明日には配達されるとのこと。取り換えにそれほどの手間も技術も要らないはずだから、もう少しの辛抱だ。

ネット販売と言えば、テスラモーターが普及型のものの予約を取り始めたようだが、これからほとんどネットを通じて販売するのだという。販売代理店を殆ど全て無くするらしく、これまでの常識では理解できない。日本では車検制度があるからそこまで徹底は出来ないかも知れないが、厳しい制度のない米国では、電気自動車という、ある意味構造が単純な車だから、修理にもそれほどの技術の必要はなく、代理店ではなく普通の修理屋さんをネットで紹介して貰って対応するのだろう。

テスラは2月28日午後2時に米国の自社ウェブサイトを更新し、モデル3に3万5000ドル(約390万円)と3万7000ドルの2つの廉価版を追加した。注文画面に進み車両のグレードやインテリアなどのオプションを選びカード決済で頭金を支払えば、購入手続きがオンライン上で完了する機能も整えたという。テスラのウェブサイトによると同社は米国だけで約130の店舗を原則直営で運営しており、中国や欧州、日本など約30の国と地域にも販売拠点を構えていると報じられている。テスラはこれらの全ての地域について段階的に店舗でのセールス活動をやめ、オンラインでの販売に切り替える方針だという。人通りの多い場所に立地する一部の店舗を、販売機能を持たないギャラリーとして残すほかは、店舗を閉鎖するらしい。その狙いはコスト削減。車の不具合などの修理は基本的に遠隔診断できるサポート体制があるし、本格的な故障の際は一般のサービス店に依頼することになる。

日本でこの方式が通用するかどうかは見ものだと思う。