効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■相次ぐ地震

今日も宮城県地震が起きた。最大震度3だから、それほど大きいものではないが、同様なものは東北地方で続いている。そして一昨日には熊本で震度6弱。このように連続して起きる地震は、日本列島の地中深くにあるエネルギーの歪みが拡大しているからのように思える。幸い今年に入ってからの2つの地震は内陸部で起きているが、海岸から遠く離れているわけではない。また、九州の火山活動も活発になっている徴候を見せている。

新年に入ってからだという時期だから感じることに過ぎないと言えばそうかもしれないが、1日には台風第一号が発生した。幸い進路が日本を外れて東南アジアの方面に向かったために直接風を受けることはなかったが、これも嫌な感じがする。1月1日に台風が発生するのは過去にもあって、とりわけ珍しいことではないということだが、矢張り気候変動の影響が出ているのではないかと考えてしまう。

気候変動対応は、人間社会が消費するエネルギー量を抑制することによって、ある程度可能だろう。しかし、地殻変動だけは、例え予測できたとしても、それを止めることは出来ない。いや、その予測さえ、一時南海トラフの活動を測定して予測可能だという見解があったのも、難しいという結論になったと理解している。地震、そして火山活動が激しくならないように祈願するしかない。

人間には地球の薄皮部分ですら活動状況が把握できていないのは残念なことだ。宇宙開発も良いが、もっと地殻変動の余地に対する技術開発に向けた努力が注がれなければならないと思っている。