庭に一本ずつある紅梅と白梅が一斉に花の蕾みを付け始めた。異常気象のような気温の変化にもめげず、という感じがしないでもない。このところ大陸高気圧が例年とは異なる動きをしているために、普段余り雪を見ない地域に大雪が降ったり、雪を待っているスキー場が雪がないのに困っているなど、気候が変動しているのを感じるのだが、この気候が通常化するのだろうか。そうなると、俳句の季題も考え直さないといけなくなるかもしれない。南極大陸の氷が大きく割れ始めているということも報じられている。このような現象についてトランプ米国新大統領はどのように解釈するのだろうか。彼が言うように、地球が温暖化しているのは人間活動の結果ではないというのが絶対に間違っているとは必ずしも言えないが、彼は大統領就任後どのようなエネルギー政策を打ち出すのだろうか。
