効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

■新しい年の始まり

新しい年平成31年が始まったが、この年号が間もなく新しくなる。どのようになるのかにも関心はあるが、平成をキーワードに使っている情報処理がどのように対応するかには心もとさがある。西暦を使うようにするとしても、その対応のためにソフトを変更しなくてはならない。それが一斉になされなければならないから、どこか、特に政府機関で対応間違いが発生する可能性がある。それに加えて消費税10%への変更に関わる変更作業も並行して実施されなくてはならない。ソフト産業にとっても必ずしも福音となることにならない可能性が高い。

連れ合いが暮れの25日に右足指の整形手術を受けて入院したので、一人正月になるかと思ったが、三男の家族が31日に来てくれて、予め準備してあった材料を使って正月料理を作ってくれたお陰で、例年通りの正月気分にはなったが、矢張り一人かけていることを感じる元旦だった。来週には連れ合いも今の病院を退院するが、転院となる可能性もあり、当分一人暮らしを余儀なくされるだろう。

経団連会長の正月会見で、日立製作所の会長でもある中西会長は、「お客様が利益を上げられてない商売でベンダー(提供企業)が利益を上げるのは難しい。どうするか真剣に一般公開の討論をするべきだと思う。全員が反対するものをエネルギー業者やベンダーが無理やりつくるということは、この民主国家ではない」と述べたということだ。これまで政府方針に従ってきた原発メーカーがギブアップしたということだが、今の日本で、仮に原発に賛成する意見が多かったとしても、新規設備を国内で建設するのはまず無理だろう。いわんや海外については、はるかに力がある競争相手が居る。

それよりも、需要管理が出来る蓄電システム(必ずしも蓄電池ではない)の充実を系統管理組織に義務づけるべきだと思う。そうすれば、そこに必ず大きなビジネスも生まれるはずだ。そのような方向が具体化する年になってほしいものだ。