効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

神奈川県の「太陽光発電+蓄電システム補助金」

神奈川県は11月1日から、太陽光発電による電力を効果的に利用する蓄電システムの導入促進を図るため、新たに太陽光発電システムと併せて導入する蓄電システムに対する補助金の第4期募集を開始することになった。今期の募集は、当初予定していた50件から150件に大幅に拡大して実施する。11月1日に到着したものから受け付ける。この補助金の対象は、新たに設置する太陽光発電システムで発電された電力の全部または一部を補助事業で導入する蓄電システムに充電するとともに、充電した電力をその住宅や事業所で消費する事業。たとえば、以下の場合が該当する。
01.太陽光発電システムと蓄電システムを住宅等に設置する場合(すでに太陽光発電システムを設置している場合で、太陽光発電システムの増設と併せて蓄電システムを導入する場合も含む)
02.太陽光発電システムと蓄電システムが設置される住宅等を新築する場合
03.太陽光発電システムと蓄電システムが設置された建売住宅等を取得する場合
住宅用
補助対象経費(蓄電システムの導入にかかる設備費)の1/3以内で、以下のうちいずれか低い額。
01.30万円(県ZEH補助を併用しない場合)
02.20万円(県ZEH補助を併用する場合)
太陽光発電の新規導入量が2kW未満の場合は最大15万円
事業所用
補助対象経費(蓄電システムの導入にかかる設備費)の1/3以内で、以下のうちいずれか低い額。
01.150万円
02.導入する蓄電システムの数×30万円
北海道の大停電で蓄電池の効用が具体的に分かり、同時に、蓄電池価格も下がった来たことからこの補助が増やされたのだろう。いよいよ、自家消費を目的とした太陽光発電と蓄電池の組み合わせが普及しそうだ。