効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

届けられた一冊の本

昨日郵便箱に郵便で一冊の本が届けられた。差出人がダイヤモンド社とだけあったが、中身は題名が「Hope」というもので、一枚の手書きのメッセージが入っていた。以前、エイモリー・ロビンスの著書「Reinventing Fire」(邦題:新しい火の創造)を翻訳したときに編集者としてお世話になった方からのものだった。マイケル・ブルームバーグとカール・ポープ両氏の共著で、元NHKキャスターの国谷裕子さんが監訳者になっている。今日は半年に一回の定期検診を受けるために眼科へいったが、その待合時間に読み始めた。しかし、意外に早く診察があったので、ほんの出だししか読めなかった。だがそこで、自分もよく知っているつもりだった米国の環境保護団体シエラクラブの元最高執行役員兼会長であるポープ氏の書き出しを読み、環境というものの意味が大きく変わったのにシエラクラブが対応するのに苦心したと知り、もう一度シエラクラブの活動の変遷を知る必要があると思うようになっている。シエラクラブは、環境保護に向けたボランティアの組織だが、有給のスタッフも持ち、カナダも含めた北米各地に支部を持っている。自分は自然保護を目的としていると理解し、それに参加する企業人も多いステータスの高い組織だとだけ考えていたのだが、もう少し情報を集めてみる必要がありそうだ。その機会を与えてくれたこの本を読了するには少し時間がかかるだろう。共著者のブルームバーグ氏は元ニューヨーク市長で金融業界でも有名な人だが、環境保護にも熱心でいろいろな施策を導入しているが、その彼の活動を知る機会にもなることもありがたい。ご縁が持ってきてくれた勉強の機会だ。