効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テスラが家庭用の蓄電池を値上げ

今日の海外からの情報で知ったことだが、テスラが主として家庭用を想定した小規模のリチウムイオン電池として商品化したパワー・ウオールとそれを作動させる周辺装置の価格を上げることになったという。それも公式発表ではなく、ひっそりとホームページの数字が書き換えられたらしい。パワー・ウオールは、そのデザインも魅力があって、多くの予約注文を受けているが、テスラの自動車の量産体制を構築することの犠牲となって生産ラインを減らされる事態となっている。そして、その値上げの数字は、当初5,900ドルであったものが、800ドルアップして6,700ドルとなり、制御装置であるGatewayは700ドルから1,100ドルに本体より先に値上げになっている。本体価格については、今年の初めに5,500ドルから5,900ドルに上げたばかりなのだ。
テスラによると、新しい価格は蓄電システムの価値が高まったことを反映したからだと言うことだ。同社の電気自動車と同じく、パワー・ウオールも他社の追随を許さない製品だとしているが、現在の市場の動きの中で、両方とも差を縮められつつあることは周知のこと。家庭向けの商品としては、停電しても住宅へフルに電気を供給できるようにするものとして、2基を一つのシステムとして推奨しており、価格は14,500ドル、その設置コストも、設置先の条件によって1,000ドルから3,000ドルとなっている。ただ他社の追い上げははあるものの、7kW/13.5kWhの蓄電池は、その価格帯での電力密度としてはもっとも高いものではあるという。他社も追い上げてくるから、最近始まった生産体制の強化によって予約解消を早期に行うことがテスラの重要課題となっている。
全く違った世界の話だが、今日は近くの二名幼稚園で運動会。ワイフが自治会の会長としてお招きをうけたので、少し遅めに二人で参加。全体で30人ほどの4歳、5歳の子ども達が走ったり踊ったりで、涙が出そうになった。我々の息子3人もお世話になったのだが、運動会の記憶はない。マスゲームなどもあったから、先生方の指導も大変だったろう。運動会にぴったりの上天気となって良かった。