効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テスラの電気自動車

いや恐れ入ったという感じ。今日報じられているが、記事をそのまま引用すると「米電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズは23日、航続距離がEVとして初めて500キロメートルを超えるセダン「モデルS」の新モデルを発売すると発表した。価格は13万4500ドル(約1350万円)から。独アウディなど欧州勢も航続距離約500キロメートルのEVの投入方針を表明しているが、実用化でテスラが先行する。」低価格モデルの発表も近いようだ。電池のコストは急低下しているから、これで価格は支配される。内燃エンジンという複雑な機構が不必要だから、コストダウンの要は電池だ。燃料電池自動車は完全に敗北するかも知れない。どこで優位性を発揮するかが見えないからだ。日本の自動車メーカーがどう対応するか。電池の価格は下がっているが、課題は寿命だろう。何回の繰り返し充放電に堪えるか。当然テスラはこの点は考慮の上だろう。自動車の業界図が大きく変わる可能性がある。これまでの内燃エンジン自動車が、電気自動車に凌駕できるのは、燃料補給拠点の数だが、電気自動車の充填装置はエレクトロニクス機器だから、このコストダウンも大きく、拠点の数もすぐに増えるだろう。