効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地下に電源の妥当性

関西空港も少しずつ機能を回復しつつあるが、第一ターミナルの電源が地下室にあって水没したために、ターミナルの機能が半分しか回復できないと報じられている。福島第一原子力発電所の事故の要因も、地下に電源があり、非常時の発電装置も高潮で水没して機能しなかったところにある。水没した電源は、水が引けば機能を取り戻すかといえばそうではない。可成りの部分を入れ替えなければならないだろう。自分の常識の範囲の理解だが、地下室に電源を置くときには、そこへの水の浸入を防ぐ方策が入念にされているのが当然だろう。今回の関空の場合、そのような方策が全く機能していなかったようだ。最初の設計段階で欠陥があったに違いない。これを大阪にあるビルに当てはめてみると、洪水に対応する設計が十分になされていないところが多いのではないか。地下鉄の水没も心配だ。ビルの電源と水害の関係について、対応策がどのようになされているかの報道を見せてほしいものだ。