午前、月一回ほどのチェックに病院へでかけた。今日ほど車のクーラーを有り難いと思ったことはなかった。到着した時間は10時半頃。駐車場は燃えていると思えるほどの暑さ。日陰が全くないから逃げようがない。病院は奈良県総合医療センターで今年の春から業務が始まった新設のもの。この前通院したときにも書いたことだが、どうして駐車場の一部に日陰になる屋根を取り付けて太陽光発電を付けなかったのだろうか。日差しで暑くなった周辺の大気の渦から逃げるように病院へ入ったら温度差に驚かされた。体調を崩す原因になるだろう。
太陽光発電パネルの価格は急速に下がっているが、世界のパネル販売のシェアは殆ど中国系の企業にとられ、日本のメーカーはトップテンに入っていないという数字が発表されたと知り、他の商品でも日本は中国にどんどん追い抜かれるのではないかという気がする。日本も昔は海外の技術をコピーして成長した経緯は否めないが、中国もこれまで真似をすると非難されていたのが、今では独自の技術・商品開発によって世界を制覇しつつあるのだと思っている。それは太陽光発電パネルだけではない。おそらく電気自動車は中国に市場を制覇されるのだろう。中国の政策誘導と、人口の大きさがその背景となる。日本はその後をどれほどの差で走るのだろうか。