効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地震からの避難

大阪が地震に襲われた18日の翌日、西宮に住む息子から電話があって、急で申し訳ないが家族で奈良に泊めて貰えないかとの要望。地震が再度起きないか家族が怯えてしまったらしい。夕方にやってきたが、住んでいる古いアパートの壁にひびが入り、全部のエレベーターも止まってしまって、もう一度大きな地震が来たらと思うと心配で逃げ出したらしい。確かに小さな余震は続いていたし、その恐怖はよく理解できた。奈良の方が安全だと思ったのだろう。その彼等が今日西宮へ帰っていった。不安だと言って1日ではなく2日こちらに滞在したのだった。怯えていたもうすぐ4歳になる孫娘も、こちらに来て安心したのだろう、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんとまつわりついてくれた。この数か月ほどの間に言葉の使い方に長足の進歩を示していたのを感じ、子どもの成長の早さに驚かされた。お陰でというと変だが、冷蔵庫に残っていた食材が綺麗になくなり、楽しい夕食を二回できたのだった。
昼からこちらの二人はし残した仕事に戻ったが、自治会長をしているワイフはこの土曜日にある会合の資料準備に大童。今度彼等が来るのは多分この自治会が関係する夏祭りの時だろうが、この時には自治会長の役割もあって、孫娘と過ごす十分な時間もとれない可能性もあるから、これで良かったのかもしれない。
地震のために水と都市ガスの供給が長期に止まっている地域が大阪の中心部にある。地盤が動くのだから避けがたいことだが、1日も早い復旧をと願っている。この1週間、その地域の人達は不便な生活を強いられる。都市ガスの復旧には、供給が止まった家を全部係員が訪問して安全を確認しなければならない。当初11万戸と報じられたが、それがどこまで減っただろうか。全国のガス会社から応援の要員が来ているようだ。