効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

ドローンの技術進歩

綜合警備保障(ALSOK)は2020年の東京五輪警備に8時間連続飛行できる小型無人機(ドローン)を活用して、地上50〜70メートルの高さから定点監視すると発表している。半径2〜3キロメートル先まで搭載カメラで映し出すことが可能で、期間中は会場と最寄り駅の間を多くの人が終日行き来するのを見守り警護するということだ。警備員の絶対的不足を補うのが目的。開発したドローンは、地上の装置からケーブルで安定して電気を供給する方式で、周辺に電源が無くても、連続して8時間飛ばすことができる。ドローンの飛行時間は一般的に、20〜30分に限られる。最初蓄電池で飛ぶのかと思って驚いたが、地上から電線で電気を供給すると知って成る程と思ったが、そのケーブル重量にもあまり影響を浮かないだけの揚力を持つことを示しているのも驚きだ。しかも、開発したドローンの飛行準備時間は約1分と短い。ケーブルを使う利点は飛行時間が長いことだけでなく、監視映像を有線の光通信でデータセンターに送るため無線のドローンに比べ高画質にできる。強風で無線が届かない距離に流されるといったリスクも軽減できる。どの程度の風速まで安全に飛ばせるかは発表されていないが、強風になると落下する危険性はあるだろう。しかし、最近報じられるドローンの技術進歩に驚嘆している。