効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

7年前の大地震

東日本を大地震とそれによって起こった津波が襲ったのが7年前の今日。その自然災害が、福島第一原子力発電所の事故という、いわば人災のようなものにつながっていく。大きな津波で生活の基盤を失った人々の多くが、まだその痛手から回復できていない現状が次々に報じられている。津波ではなく原発事故から起きた放射能汚染によって居住地を離れざるを得なかった人達の中にも、まだ元の所に戻れない人が居る。災害、被害と直接関わっていない人達の間からは、次第に3・11の記憶は消えていくのは仕方のないことではあるが、まだ被害に苦しむ人達を支えるためにも、記憶を新たにし、支援の気持ちだけは忘れないようにしたい。丁度この地震が起きたとき東京にいたのだが、その時にこの日記でどのようなことを書いたかと思い、ページをめくってみた。やはり電力供給に関する感想が多く、津波による社会崩壊についての記述が少なかったのは、申し訳ない気分がする。とはいえ、3・11が日本のエネルギー構造を転換させる契機になると予想したのは、エネルギーに関係しているものとして間違った発想をしなかったことに多少安堵しているのが正直なところだ。当日の日記を下記のURLで見ることができるが、その後数日間の記述を読んで、記憶を新たにしている。
http://d.hatena.ne.jp/YSER/20110311