効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

イーロン・マスク

イーロン・マスクベンチャー精神には驚かされている。昨日彼がCEOをしている宇宙ロケット、スペースXの開発プロジェクトが、これまでで最大の重量のものを打ち上げて火星に向けた軌道に乗せ、さらには、打ち上げに使ったロケット3基のうち2基が自分で地上まで無事に戻ってきたということを報道で知った。前回の打ち上げでは失敗したのに負けず、打ち上げコストが他のロケットに比べて遙かに少ない宇宙ロケットを開発したのだ。まだ完成したとは言えないだろうが、1つの壁を越えたと言える。彼は電気自動車のメーカーであるテスラモーターズも率いているが、そのニューモデルの生産量が一向に増えないために累積赤字が膨らんでいるという。しかも、その遅れの要因は蓄電池の生産が順調に増やせていないことにあるらしい。だが、彼はその蓄電池のビジネスで、家庭用の蓄電池を商品化し、一方では、送電系統用の大型蓄電池をオーストラリアの南オーストラリア州から発注を受けている。どこかでも一つ躓きが出れば、全部のプロジェクトが共倒れになるのではないかと思えたが、それを全て次のプロジェクト推進のエネルギーにしているように見える。どこからそのような執念とそれを推進するエネルギーが生まれるのだろうか。