効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テスラが送配電系統向け蓄電池商品化

カリフォルニア州パロアルトにある電気自動車メーカーであるテスラモーターズの主力商品は電気自動車であることはいわば自明のことなのだが、同社が家庭用規模の蓄電池、パワーウオールを商品化しているのは知っていたものの、送配電系統で使うレベルの規模の蓄電池を開発しているとは知らなかった。だが、このほど、英国のサマーセットに系統規模のテスラパワーパック第一号を設置したということを海外からのニュースで知って、これはテスラの有力商品になる可能性があると感じた。その容量は100kWhで、それをユニット化し、並列に設置することで規模を柔軟に設定できるようになっている。英国の第一号はこれを5基並べ、それに500kWの太陽光発電設備を一基設置してあるとのこと。この記事では玩具キットのレゴのように取り付けできるということだ。英国でも蓄電設備の重要性が認識されるようになっているのだが、さらにこのパワーパックの市場が拡大する可能性がある。日本にも間もなく上陸するかも知れない。